
対岸に渡ってみたら、小さな祠が祀られていた。訪れる人もいないようだ。渓谷の美しさはたいしたものだし、奥のダム湖の感じも良い。小沢渓谷を調べていたら、この道が「岩村電気軌道」の廃線跡だった。
岩村から恵那まで電車が通っていたが、国鉄・明知線が開業したことでその後廃線となった。これが昭和10年。「来たついでに当時の遺構でも探してみるか」 「そうしますか?」 いまでは生活道路として地元の人に利用されているだけだ。
どこか休憩できる場所を探して高みにあがると親子ずれらしいノラネコが近づいてきてジッとこっちを見ている。痩せていて腹も空かせているみたい、寒くなるがまあ元気でやってくれ。風が冷たくて早々に引き返しました。

小沢渓谷に入って行く

対岸に柿がいっぱい

岩村川に架かる虹の中橋

橋を渡って対岸へ

渓谷沿いの道は廃線跡だった

ダム湖の向こうに二ッ森山

他にも沢山いるのだろう