
ついでだからと「大栂」に寄り道して、黒の田沢沿いに入って行くと湿地に出る。トキソウを見るのは何年振りだろうか?見当をつけていた辺りでトキソウが咲いていた。
小さいけれど可憐な花で美しい。そんなに人も来なくて静かで、地元の方から絶滅危惧種として毎年の天候に左右されると教えてもらった。
最初は頂上まで行くつもりだったが、この先もう登る気力がない。こんなことでは本当は山好きでなかったかもしれない。湿原をゆっくり歩き廻ってから下山しよう。
今は「ノカンゾウ」が咲いているくらいだったが、よく見ると「サワラン」が一輪咲いているのを見つけた。今日のおもわぬ収穫だった。木道の向こうから二人ずれの登山者がやってくる。「こんにちは」と山の挨拶をかわしてすれちがった。
登山マナーだが、すれ違いが出来ないような狭い道では登りが優先するハズだ。たまにワイワイ言いながら下りてくる登山者がいるが…。まあ仕方がないか。

広々とした黒の田湿地

トキソウ (朱鷺草)

トキソウ

トキソウ

トキソウ

ノカンゾウ

絶滅危惧種サワラン

ハッチョウトンボ