
迷うこともなくて予定した時間に到着。
本證寺は家康が三河一向一揆に悩まされていた頃の拠点の一つになっていた所で、寺と言っても当時は二重の堀に囲まれた城郭寺院だった。
境内へ入って行くと相当広くて、庫裏の裏へ回ってみると土塁や堀跡が残っていた。
外堀は埋められてしまって田んぼや住宅地になっている。
安城市の教育委員会が外堀の発掘調査をやっていたので、たまたま出会った歴史好きな女性と一緒に説明を聞きながら見物させてもらった。
堀跡を掘っていたら土鍋のかけらが出てきて、ここが炊事場だった所らしい。
「この先はこれからですよ」一体いつになったら終わるのだろう。
まだ10年はかかるだろうと聞いてずいぶん気の長い作業だ。

本證寺山門

堀に囲まれた本證寺

堀と鼓楼

本堂

鼓楼

土塁、堀跡

土塁

縄張り図

発掘調査現場