
松野湖に出たらオジサン連中がジッと山の方を見ている。
「ベニマシコのオスは出てこないねぇ」野鳥の鳴き声もしなくて来ていたのはカワウ
とサギだけ。
こっちは専門家じゃないし、ただの素人だから気楽なものだ。
松野湖一周は8キロとちょうどいい距離で、周回道路へ入って行くと湖の水位が
下がっていて昔あった家の石垣が出ていた。
神社の境内に記念碑があるので、読むと疎開先から戦後入植した13戸の農家があったそうだがすべて湖の底、これが昭和30年ずいぶん昔のことだ。
やっとシジュウカラ、ジョウビタキとお馴染みの鳥が来ていて、これがゼロだったら
疲れがドッと出るところだった。
目的のミヤマホオジロはいくら歩いても見つからなくて、どこかへ行っちゃったのだろうか。戻って来たらもう13時、まだガンバッテいて感心してしまう。
まあまあの日だったよ。

サギたち

カワウが増えすぎて漁業被害がでている

カワウ

石垣が残っているだけ

八幡神社

記念碑にかすかに文字が残っていた

ジョウビタキ

シジュウカラ

ヒヨドリ