
集落へ入ると案内板があって分かりやすい。明知鉄道が通っていて阿木駅の
駐車場を利用することにした。
木造モルタル造りの無人駅で懐かしい感じ。本数は少ないから電車が来るわけも
ないと思っていたら、ちょうど明智行の電車が入って来て阿木中の生徒がパラパラ降りてきた。
山の方へ歩いて行くと、麓に住んでおられる阿木城跡保存会の会長さんと出会って一緒に案内して下さったので、話を聞きながら後について行く。保存会の仕事も
うっかりしていると木が茂ってしまい、やりくりも大変だそうだ。
曲輪や土塁を見物しながら帯曲輪を一周、虎口から本丸へ上がる。こぶし大の石が沢山出て、会長さんの説明によると「石礫」らしい。見るのは初めてだ。
東西南北とも50mの円形という構造で、思っていたより広い所だった。「本当に
おかげさまで」とお礼を言って別れた。

明知鉄道阿木駅

明智行の電車がやって来た

生徒たちが降りてくる

待合室

阿木城跡

縄張り図

阿木城登山口

帯曲輪の端に土塁

本丸の周りには帯曲輪

虎口から本丸へ上がる

本丸跡 中津川市指定文化財に指定されている

出土した石礫