
大きな山で、南アの最高点・北岳をねらおう。
せっかく行くのだから、登りがタップリあるので無理だろうが間ノ岳も見てみたい。
乗り遅れないようバスの出発時間を確かめておく。肩ノ小屋までは標高差1500mを登らないとダメでキツイ、1日目はその下の白根御池小屋を泊りとする。
山小屋が見えてきて「来たぞー」。鳳凰三山、北岳が見え白根御池を眺めたりして
のんびり過ごす。次の日は「草すべり」の斜面を尾根に向かって上がって行く。
小太郎尾根は良い尾根で、しばらく上がって行くと「肩ノ小屋」。ゆっくり上がっても
1時間半みておけば着くだろう。朝から雲が多くて一瞬八ヶ岳が見えたが、その後
すぐ雲が出てきて二度と見えなくなった。
頂上手前で一休みしていたら「シャッターをお願いします」「ここは頂上じゃないよ」と一声かけてシャッターを押す。二人は高松出身の同年配、北岳に行きたくなってやって来たという。
山頂のスペースは思ったより広く、先客数名がくつろいでいた。景色はゼロだ。1時間ねばったが天候が回復する見込みもなさそうで、もう1日天気次第でゆっくりする気になったら間ノ岳の稜線も歩いてみたいが、後のことを考えると止めて引き返そう。
キタダケソウの季節には遅すぎたしライチョウにも出会えなかったが、草すべりは
シナノキンバイなど高山植物が多い所で一面に咲いていた。
あとは何より先にお風呂だ。

広河原橋を渡り

広河原山荘で登山届

白根御池ルートを行く

今夜の宿 白根御池小屋

山小屋のテラスから鳳凰三山方面

白根御池小屋の裏手に北岳

翌日早朝に鳳凰三山を眺めながら

白根御池から草すべりを上へ

小太郎尾根上部

小太郎尾根

一瞬八ヶ岳が

岩頭を越えると

北岳へ1.1キロ

肩ノ小屋

肩ノ小屋の裏から上がって行く

クサリ場が出てくる

山頂は近い

ガレ場を上がって行くと

イワヒバリさん こんにちは

三角点

北岳3193m

北岳山頂の先客たち
⇒【北岳の高山植物たち】
キタダケソウを見ようと思うと八本場のコル下まで残雪が残っている頃になるので、そーいえば少し大変だった気がします。
でも、白根御池小屋にミヤマハナシノブが咲いていませんでしたか?
間ノ岳までの縦走は残念でしたね!
レインウェアーの出番もあって、天気の良い日は何日もないみたいでした。
見つかりませんでしたがミヤマハナシノブ、綺麗ですね。
花を見ていると疲れも忘れてしまいそうですが、時間がかかって困ります(笑)
キタダケソウは年々少なくなっていると聞きました、見に行かなくては!