
水上のバス停を目標に山側へ入った所に淨円寺という曹洞宗の寺があって、登山口は手前の草地の奥にあった。やや急な所もあるが、全体としては傾斜もゆるく踏み跡もハッキリあって順調に進む。
分岐から少し下って行くと天狗岩の前に出た。ここまでおよそ1時間、山の中でも日中はかなり暑い。岩に登ってみると眺めは実に素晴らしい。
天気も良かったから恵那山の向こうに中央アルプスも見えた。あれに新雪がついたらもっと見ごたえがあるものになるだろう。弁当を広げるには絶好の場所だ。
小休止してしばらく上がって行くと、そこがこの辺り一帯の最高峰・義呂利松(672m)だった。この山には三角点がある。義呂利松とは妙な名前だが、淨円寺の裏山にあたり何か関係があるのかもしれない。
頂上に先客が残した義呂利松の看板が立っていた。帰りは淨円寺へ下りた。
来たついでに龍王さまに参拝して子宝夫婦岩を見物、それでも登山口に戻ったのは14時だった。体重は1.5kgばかり減っていた。

水上の登山口


標高595m・天狗岩

天狗岩

天狗岩から恵那山、その左は中央アルプス

天狗岩から水上集落

義呂利松の三角点、周囲は林に囲まれ展望は全くなかった

天狗岩