
そんなバカな、見えているのに行けない所なんか無いと坂道を上がって行くと、そのうち良く見ないと見落としてしまいそうな所がある。
多分これだろうと見当をつけて上がって行った先に平坦な場所があって石段と石碑が残っていただけで草だらけ。今まで林に隠されて見えなかった石鳥居を見つけた。
大正8年と彫られていて参道はササヤブで民家の畑につながっているようだ。百年くらい前の話だが、近所に住んでいる御婦人方も全く知らない様子で、忘れられた神社だ。
ワイワイ言いながらプランを立て、地図を広げている時は面白そうだったが、この猛暑の中をわざわざ出かけるような物好きはいなくてかなりバテた。
その後Tさんは軽い熱中症になったらしい。


湿地にガマの穂とヘクソカズラ(屁糞蔓)

石鳥居を見つけた


大正8年と刻まれていた。 神社の幟立て跡

石段が残っているばかり