織部の里公園をブラブラ散歩して裏山の方へ上がると、暮雪庵の庭園に梅の花が咲いていてもう春の気分だ。今年初めての紅梅、白梅。
近くの枝にジョウビタキが来ている。近づいて行ったら逃げてしまうかもしれないから、もう少しこっちの方へ来てくれればいいが。
すぐ脇の道を下るとホトケノザ、オオイヌノフグリが咲いていて、シュンランも蕾をつけていた。今年は早いかも知れない。
目標の山がだいたい決まった。頂上に立てなくてもいいからなんてことは考えない
ことにして、準備だけはしておこうと計画を立てるが三日坊主。こんなことではダメだ。
茶室・暮雪庵

白梅

紅梅

ホトケノザ

オオイヌノフグリ

シュンラン
現場に行ってみるとヤブだらけでたどり着けなかった山城もあったが、阿木の
集落へ入ると案内板があって分かりやすい。明知鉄道が通っていて阿木駅の
駐車場を利用することにした。
木造モルタル造りの無人駅で懐かしい感じ。本数は少ないから電車が来るわけも
ないと思っていたら、ちょうど明智行の電車が入って来て阿木中の生徒がパラパラ降りてきた。
山の方へ歩いて行くと、麓に住んでおられる阿木城跡保存会の会長さんと出会って一緒に案内して下さったので、話を聞きながら後について行く。保存会の仕事も
うっかりしていると木が茂ってしまい、やりくりも大変だそうだ。
曲輪や土塁を見物しながら帯曲輪を一周、虎口から本丸へ上がる。こぶし大の石が沢山出て、会長さんの説明によると「石礫」らしい。見るのは初めてだ。
東西南北とも50mの円形という構造で、思っていたより広い所だった。「本当に
おかげさまで」とお礼を言って別れた。
明知鉄道阿木駅

明智行の電車がやって来た

生徒たちが降りてくる

待合室

阿木城跡

縄張り図

阿木城登山口

帯曲輪の端に土塁

本丸の周りには帯曲輪

虎口から本丸へ上がる

本丸跡 中津川市指定文化財に指定されている

出土した石礫
ちょっと前に妻木川を歩いていたらカワセミに出会ったことがあった。
ひょっとしたら又チャンスがあるような気がして同じコースで出かけた。
カワセミは休憩中なのか、ジッとして動かないから分かりにくい。一羽が水中から
飛び出してきたが、とうとう見失った。別のカワセミだろうか、もう一羽が飛んできたがあっという間にヤブの中へ紛れ込んでしまい、そう簡単に撮れるものじゃない。
シジュウカラが群れている所へメジロもエナガも来ていた。エナガは小さなせわしない鳥で、行ったり来たり動きまわって困る。もう少し待っておれば良かったかもしれないがもう止めておく。
ツグミはそこらじゅうにおって簡単だ。手がシャッターを押せないくらい冷たくなって
きた。出直そう。
シジュウカラ

シロハラ

ツグミ

メジロ

エナガ

モズ

イソシギ
尾張も「東海百城」が多い所で、国宝に指定されているだけあって観光客がドッと押し寄せて来ていた。ここでも外国人が多くて大変にぎやか。小牧山城とは大違いで、むかしはそんなに観光地化していなかったような気がする。
構造は天守の南に杉の丸、松の丸などがあったが、維新で取り壊されてしまって
今は天守が残っているだけだ。
急な階段を上がり4階に出ると歴代城主・十二代の肖像画や写真がズラリと並んでいた。天守の中でも最も古いと言われている。
小牧・長久手合戦では秀吉も入り、小牧山の家康と戦った。観光客が次々に上がって来て良く分らないが「ウォー」ときた。のんびり見物していられない。
このあと城下町を歩いて昭和レトロな食堂に入りミソカツ定食を頼んだら、昼時で
混んでいたがすぐ出してくれた。ついでにビールも注文したかったが・・・。
犬山城

復元図

本丸へ上がって行く

大手門をくぐると

犬山城天守

地下の階段を上がる

二階

上段の間

石落としの間

天守からライン大橋、伊木山

天守から本丸広場

本町通り
友人の見舞いに出かけたついでに野鳥がいるかもしれないと思い、中津川を見に行くと廃線マニアでもないが鉄橋があるので近くまで行ってみた。
中津川に沿って廃線跡らしい道がつづいていて、北恵那鉄道の用地境界標が
見つかった。これは間違いない。
何十年か前のことで、奥の方はすっかりヤブの道になっていたが、この程度は
たいしたこともなくて行ける所まで行ってみる。
川がカーブしている辺りまで来たら二つ目の鉄橋がチラッと見えた。木が茂って
いたら分からなかっただろう。何とか鉄橋まで来たが、その先を歩く気は無いので
引き返した。
農家のオバサンが「桜の咲く頃がいいよ、ワラビもフキもウグイもとれるよ」いつか
続きを歩いてみようか。
第一中津川橋梁

第一中津川橋梁

廃線跡へ入って行く と

廃線跡に

北恵那鉄道の境界標

第二中津川橋梁

第二中津川橋梁

堀坂山は
ずいぶん前から気になっていた。のびのびになってしまったが、たまたまツアーを見つけたので行こう。
森林公園から林道を山道入口まで来て尾根を上へ。548Pを越え雌岳へ東尾根を行って堀坂山、観音岳をグルッと廻る8.5キロ、5時間のコースだ。
急な尾根を上がって行くのはキツイが、フィックスロープにつかまって登れば足への負担が少なくて助かる。急な登りだったが、せっかく山を楽しみに出かけたのだからガンバッテ上がると快適な尾根に出る。
雌岳を越えて堀坂山に来た。むかしは伊勢湾を行く船の目印だった山だけのことはあって見晴らしは良い所で、鈴鹿の山や伊勢湾を眺めながら昼食。
しばらく景色を楽しんだら堀坂峠へ下り、次の目的地・観音岳へ上がって行く。
この山には三角点があった。尾根を下って行くと展望台があるのでひと休みしたい所だが、バスの出発まで時間もあまり無いだろうし、最後の300段もある階段の長い
こと。
あとは一日のアカを落とそうと温泉に向かうだけで、ようやく堀坂山に登った。
雲母谷林道を進むと指導標

皆さん健脚揃い

稜線に出た

578P

尾根を進むと

堀坂山の山頂部が見え始めた

雌岳の観音様

観音岳も見える

堀坂大権現が祀られている

堀坂山

峠に向かうと大日如来座像

堀坂峠の登山口

峠から上がって行くと堀坂山


観音岳の三角点

観音岳から松阪市、伊勢湾
河原でヒヨドリがチィチィ鳴いて賑やか。橋の上から覗くとタイミング良くカワセミが木に留まった。こんなチャンスは滅多にない。
確かたったニ、三度だけだがカワセミを撮ったことがある。あわててシャッターを押したが、突然ダイブして飛び出てきたら橋の下へもぐりこんだ。
鳥撮りをやっていると夢中になって帰りの事はは考えないからドンドン歩いてしまう。小腹が減ってきて時計を見るともう12時だ。
2時間ばかり行った所から戻る途中、今日初めてのジョウビタキのシャッターチャンスだったが、どの鳥がどんな名前なのか関係ない散歩中の人「何が撮れるの」
「野鳥です」モタモタしている間に飛んで行ってしまい、まあいいか先に行こう。
又どこかにいるはずだし、別の鳥を探せばいいだけのことでこれだけ撮れれば
大満足。それにしても残念だったなぁ。
ツグミは相当多い

シジュウカラ

メジロ

アオジ

カワセミ

モズ


アオサギとヌートリア