
5年前になるだろうか。往復3時間と予測して帰りの時間が気になるところだが、まだ知らない西尾根ルートを下った。行けば誰かがいるだろうという行き当たりバッタリだった。
最初は気楽なものだったが、徐々に踏み跡も無くなって二度ばかりルートを外してしまった。方向さえ間違えなければと引き返す気もない。
登山道ではないのに気が付かず、相当下ってからどうもおかしいと思う程度で、ずれた方向に下ってしまった。ようやく登山口付近まで来たがもう大分薄暗い。
この際 車道に出て農家でタクシーを呼んでもらうつもりだったが、親切に地元の人しか分からない近道を送ってくださった。初老の御婦人だったが、どんな顔だったか思い出せない。
ありがとうございました。「よかった。これで帰れる。今更急いで帰ることもないよなあ」と二人ともヤレヤレだった。

納古山中級登山口

沢沿いの道を上がり最後の水場へ向かう

途中の岩場から木曽川と美濃太田市街

納古山頂上

山々の方向と山名が紹介されている方位盤。この山には二等三角点がある



